やる禁煙? やらされる禁煙? どちらがいいですか?
- ギル和子
- 2020年7月17日
- 読了時間: 3分

あなたは禁煙に失敗した経験ありますか?
原因はなんでしょう?
「意志が弱いから」
「ストレスが強いから」
「誘惑が多すぎるから」など?
いいえ
本当の原因
それは
『やらされる禁煙』
だからです
【奥さんに】
「あなたの健康を心配してタバコ止めてって言ってるのよ!」
と言われても
【医者から】
健康診断の結果、「このまま吸っていると大変なことになりますよ!」
と言われても
【子供から】
「臭~~い」
なんて言われても…
プレッシャーに負けて
よ~し!と
頑張ってはみたものの…
やはりそれらは
あなた自身の理由ではないので
『やらされる禁煙』
でしかありません
やらされる行為は
嫌ですよね?
どうしても
不満や理不尽さを感じます
どうしても…
だから続きません。
ならば どうすればいいか?
それは…
そう!
その通り!!
『やる禁煙』に変えるんです。
どうやって?
それは「話すこと」です。
そして、
【一体何故あなたにタバコが必要なのか?】を
知ることです。
それを徹底的に話し、検証することでナゼが必ず見えてきます。
単に
”吸うか吸わないか”
だけではない
アナタとタバコの本当の関係が
見えてくるわけです。
少し面倒くさいな~と思う
この作業が
タバコ吸わなくても
大丈夫かも
という可能性を感じ
↓
『やる禁煙』
に
つながるのです
以前にこんな例がありました。
マイクは58歳の空軍の軍曹で、
タバコ歴40年以上でした。
禁煙には何回か挑戦したものの、
仕事のストレスはかなり高度
彼は父親も軍曹だった影響か、
「強さ」をとても強調した育ち方をした
今、自分も軍人として人の上に立ち、
スキのない強さは必要とされ
オフィスで一人になるとつい、
たて続けに吸ってしまう…
とのこと
私 「あなたの仕事に必要な「強さ」は私には分かりませんが、
タバコを使って虚勢を張って強いふりをしている、と聞こえますが… どうでしょう?」
彼「そういうことかな」
私「あなたにとって、強いってどういうことですか?」
彼「 … 負けない事。。」
私「なるほどー という事は、
あなたは部下に対して
俺は負けないぞ~という空気を出し続ける事ですか?」
彼「まあ……」
私「それ本当に必要なんでしょうか?」
彼「……どうなのかなー、でも部下に与える印象は大事だからねー…」
私「なるほどー でも、その自分作り大変そうですね~」
彼「……… だから吸っちゃうってことだ」
私「 それどう思いますか?」
彼「さー どうだろう、バカバカしいかなー」
このセッションは継続中です
何故未完了のこの話をしたかと言うと…
マイクは明らかに
セッションによって
自分とタバコの関係を考え始めたからです。
これこそが
『やらされる禁煙』
↓
『やる禁煙』
へ の必要な作業です。
カウンセリングによって
アナタとタバコの真の関係が見えてきます。
そこが
『やる禁煙』
の入り口です。
案外
失敗の原因って
意志の弱さじゃないのかもしれませんよ。
ちなみに『やる禁煙』に話すことが大事だとお伝えしましたが、
「誰に話すのが良いの?」
と疑問に思われている方も多いかもしれませんね。
禁煙に関して話す相手は、
私たちのような専門の「カウンセラー」に話すのが
一番効果的です。
なぜなら、あなたに話をしてもらうためには
カウンセラーから質問をする必要があるからです。
禁煙の状況に応じた適切な質問ができるのは
専門のカウンセラーだということですね。
このような禁煙カウンセリングにご興味がある方は、こちらのページも読まれてください。
↓
『愛セルフ』とは?
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